卓球の楽しみ
卓球センター・ランゲガッセはウィーン8区にあり、リンク大通りに面するヴォティーフ教会の近くです。ちょっと試合を楽しんだり気分転換をするのに最適です。利用者層は様々な年齢で幅広く、近くにあるウィーン大学の教授陣や学生たちも多く、レベルも初級から最上級まで。
13の卓球台があるため、少なくとも1台は必ず空いています。ちょっと覗いてみましょう。卓球台1台とラケット使用料が、ひとり1時間10ユーロ、買い取り制の玉は1個1ユーロです。
ファヴォリーテン総合スポーツセンターは、卓球、バドミントン、ビーチバレー、フットサル、ストリートバスケ、テーブルサッカーなどに利用できます。ボルダリングウォールもあり、クライミング好きも楽しめます。顔写真付きの公的身分証明書を提示すれば、スポーツ用具を無料で借りることができます。
トレーニングの文化
かつてプリッツィ・ホールと呼ばれたスポーツ施設には、興味深い歴史があります。既に19世紀末、この施設は卓球サロンと呼ばれ、燕尾服の紳士たちが卓球をしていました。これはおそらく世界最古の卓球ホールで、ここでトレーニングしたのは、オーストリアの女子世界選手権保持者トゥルーデ・プリッツィだけではありません。一連の著名選手やナショナルチームが、歴史的なホールで定期的にトレーニングをしています(2003年度のシングル世界選手権保持者ウェルナー・シュラーガー、ハインツ・シュリューター、ルディ・ワインマン、ディン・イー、ハンス・ボレーナなど)。ショーケースには、往時に使われていた歴史的な卓球用具が飾られています。