宮廷銀器コレクション
宮廷銀器コレクションは、2026年まで休館の予定です。
宮廷銀器コレクションには貴重な陶磁器、クリスタルガラス、豪華なセンターピースや食器セットに加え、シンプルな銅製の調理用具などが展示されています。とりわけ壮麗なのは全長30メートルに及ぶ「ミラノのセンターピース」で、1838年に皇帝フェルディナントI世がロンバルド・ヴェネト王国の国王に戴冠した際に制作されました。
加えて東アジアの陶磁器、セーヴル磁器(フランス王ルイXV世から皇帝フェルディナントI世への贈り物)、ウィーン製の陶磁器、風景を描いた皿、ファイアンス焼きなどが並んでいます。もちろん金器、銀器も展示されています。中でも「フェルメイユサービス」と呼ばれるのは銀器に金メッキした高価な食器類で、140人の正餐に用いられます。
シシィ博物館、皇帝住居、宮廷銀器コレクションは1枚のチケットで見学できます!