ウィーン経済大学の新キャンパス
25000名の学生が学び1500名の大学スタッフが働くこの教育施設は、総工費4億9200万ユーロ、わずか41ヶ月間の工期をかけて、プラーターの見本市会場から近い最新の都市開発ゾーンに誕生。世界的に知られる建築家たちの参画を得ています。
- 図書館と学習センター:ザハ・ハディッド(ハンブルク)
- D3棟と大学管理局建物:CRABスタジオ(ロンドン)
- D2棟と学習センター:阿部仁史アトリエ(仙台)
- D4棟:エストゥディオ・カルメ・ピノス(バルセロナ)
- エクスクルシーブ・アカデミー:NO.MADアーキテクトス(マドリード)
- D1棟と学生センター:BUSアーキテクチャーZT(ウィーン)
とりわけザハ・ハディッド設計による図書館は新キャンパスで際立った存在で、これを他の新建築ビルが取り囲んでいます。流動的でダイナミックな外観が特徴な彼女の建築が大学キャンパスに登場します。
キャンパスはサッカー場12面に等しい広大なスペースで、総建築面積35000㎡、公的空間55000平方メートルは、保養・体験ゾーンとして構成されています。ウィーン経済大学の新キャンパスは、緑の建築コンセプトに基づいて建設されており、全ての建物には外光量に基づく自動照明装置が備えられています。
ガイドツアー
- ウィーン建築センターでは経済大学キャンパスのガイドツアーを実施(2時間コース)。
申込み先:morandini@azw.at
催行:15名より
ミーティングポイント:地下鉄U2 Messe-Prater 駅(出口 Messe)
- 有料ガイドツアー「ウィーンの建築ツアー」8月より実施(予約必要)。