21.シェーンブルン宮殿の夏の夜のコンサート
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サマーナイト・コンサートでは、シェーンブルン宮殿を囲む広い庭園を舞台に、ウィーン・フィルが世界最高レベルの演奏を披露します。このイベントは2004年以来、既にウィーンの伝統となっています。この野外クラシックコンサートは、ウィーン・フィルによる注目の年間行事のひとつです。同楽団が毎年元日に音楽を通じて新年の挨拶を世界に届ける、あのニューイヤーコンサートと肩を並べるイベントです。
ネルソンスとダヴィドセンを迎えた音楽の祭典
夏の夜のコンサート2024年はマエストロ アンドリス・ネルソンス が指揮棒を振ります。ラトヴィア人であるネルソンスはボストン交響楽団の音楽監督でありライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスターでもあります。-国際的音楽シーンを牽引する注目の、そして革新的な指揮者です。
ソリストとして登場するのはオペラだけでなくリートも得意とするノルウェー出身のソプラノ歌手、 リセ・ダヴィドセン です。
スメタナからワーグナーまで
今年のプログラムには、19世紀から20世紀にかけて愛されるヨーロッパの音楽の財産から選りすぐられた作品が並びます。ベドルジハ・スメタナの3作品は生誕200周年を記念して捧げられます。
リセ・ダヴィドセンは二つのアリア、リヒャルト・ワーグナー タンホイザー そしてジュゼッペ・ヴェルディの運命の力より1曲ずつを歌います。
曲目
- リヒャルト・ワーグナー:オペラ『ワルキューレ』よりワルキューレの騎行
- リヒャルト・ワーグナー:オペラ『タンホイザー』よりエリザベスのアリア『おごそかなこの広場よ』
- ベドルジハ・スメタナ:連作交響詩「我が祖国」から第二曲 ブルタバ(モルダウ)
- ベドルジハ・スメタナ:オペラ『二人のやもめ』よりポルカ
- ベドルジハ・スメタナ:オペラ『売られた花嫁』より道化師の踊り
- ジュゼッペ・ヴェルディ:オペラ『運命の力』序曲
- ジュゼッペ・ヴェルディ:オペラ『運命の力』よりレオノーラのアリア『神よ平和を与えたまえ』
- オーギュスタ・オルメス:『夜と愛と』歌劇『祖国愛の喜び』より 間奏曲
- アラム・イリイチ・ハチャトゥリアン:バレエ『ガヤネー』より剣の舞
- ドミートリイ・ショスタコーヴィチ:管弦楽のための組曲よりワルツ第二番
夢のようなひととき
オーケストラのステージと鑑賞エリアがあるのはバロック様式の庭園のちょうど真ん中、シェーンブルン宮殿とグロリエッテに挟まれた、まさに異空間です。幻想的な雰囲気とクラシック音楽のマジックで、会場に訪れた人々にとっても、またテレビの前の何百万人もの視聴者にとっても、この夏の夜のコンサートは忘れられないものとなることでしょう。
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ウィーン・フィルの「シェーンブルン 夏の夜のコンサート2023」- Carmen Suite No. 1: Les Toréadors (George Bizet)
21.2024年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団シェーンブルン宮殿の夏の夜のコンサート
2024年6月7日金曜日20時半
入場無料(チケット不要)
シェーンブルン宮殿庭園から世界に向けてテレビ中継
- ORF 2:21時20分よりディレイ放送
- 放送局3sat:ライブ時差放送21時45分より
- オーストリア国外でご視聴の場合は、お住まいの地域の番組情報ご確認ください。
シェーンブルン宮殿庭園 入口Hietzinger Tor(ヒーツィング門)
1130 Vienna
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営業時間
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3月
- 毎日, 06:30 - 19:00
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4月
- 毎日, 06:30 - 20:00
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5月
~
7月
- 毎日, 06:30 - 21:00
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8月
~
9月
- 毎日, 06:30 - 20:00
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10月
- 毎日, 06:30 - 19:00
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11月
~
2月
- 毎日, 06:30 - 17:30
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3月
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バリアフリー
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その他
- 盲導犬同伴可
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障害者向け特別サービス
Sightseeing-train through the palace park with hydraulic auto-lift for wheelchairs. Daily between 10 am and 6 pm from mid March until the end of October. Reduced price for wheelchair-users.
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注記
Daily until dusk, some sights only accessible through gentle climbs and over gravel paths.
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その他